制作実績
【自社プロダクト】まちカタルカ
「まち」×「語る」×「カード」=まちカタルカ
カードを使って「まち」を語れば、はじめましての人でもぐっと身近に。
- 想い
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2019年、クラウドボックス初の自社プロダクトである『吉祥寺かるた』を作って気がついたことのひとつに「みんな”まちのおしゃべり”が大好きなんだな!」ということがありました。初対面の人同士でも、吉祥寺の話になった途端に「わかるー!」「知ってるー!」と、まるで十年来の友人のようにおしゃべりを始めてしまう場面を何度も目にしました。
一方で、よく耳にしたのは「でも吉祥寺みたいに人気のある街だからかるたになるんだよね。私の住む町なんか全然地味で…」といった意見です。私たちはそのたびに、ちょっとモヤモヤした気持ちを抱えていました。
そんな時に、吉祥寺在住のイラストレーター、キン・シオタニさんと出会いました。
キン・シオタニさんは、「旅するイラストレーター」としてテレビなどにも出演されている方で、「まちのおしゃべり」のトークライブも数多く行われています。彼の口からは、日本のどこのまちの話題であっても、そこに関係するエピソードやうんちくが流れるように出てくるのです。そんな彼と
「一緒におもしろいもの作りたいね!」
「『吉祥寺かるた』みたいな、「まちのおしゃべり」が盛り上がるものができたらいいね!」
と話すうちに、生まれてきたのが『まちカタルカ』のアイディアでした。吉祥寺に限らず、「まちのおしゃべり」は絶対盛り上がるし、盛り上がったら絶対誰でも仲良くなれる。
そんなシーンが日本中どこのまちでも生まれたらいい。
そんな想いが『まちカタルカ』には込められています。
- カタチ
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『まちカタルカ』は、カードを1枚引くだけで、いつでもどこでも「まちのおしゃべり」が始まって、「まち」への偏愛が溢れ出すトークテーマカード。
地域のサークルやコワーキングスペースなど、「まち」でつながるあらゆる場面で活躍します。キン・シオタニさんには、【「吉祥寺で…」のテーマでカードを引いたとしたらどんな話をする?】というお題を想定してイラストを描き下ろしてもらいました。
また発売後には、カードのお題に対するコメントを来場者に付箋に書いて貼ってもらうという参加型イベント「みんなでカタルカ吉祥寺in coppice」を開催。
集まった付箋の数はなんと900枚以上になりました。壁一面を埋め尽くすように貼られたたくさんの人たちの「まち」への想いは壮観でした。「ワークショップのアイスブレイクで使ったらぐっと距離が縮まった」
「移住者と先住者で一緒に遊んだらお互いの理解が深まった」
「保育園のママさんの集まりで使って盛り上がった」
「大学の寮に入る娘にプレゼントした」
「お店のカウンターに置いておいたらお客様同士で自然に仲良くなっていた」
などの声をいただきながら、日本のさまざまな地域に『まちカタルカ』は広がっています。
- Date
- 2021年11月
- Client
- 自社プロダクト
- Creative Director
- 徳永 健
- Art Director
- 園田理明
- Illustrator
- キン・シオタニ
- 販売場所(オンライン)
- オンラインストアぺろきち商店
- 販売場所(吉祥寺の店舗)
- ブックス・ルーエ ジュンク堂吉祥寺店 紀伊國屋書店吉祥寺東急店 吉祥寺ロフト ほか